診療写真のためのWebアプリです。

撮って、比べて、資料に使う。

写真も顕微鏡画像も、同じ患者の下にまとまります。

実際のWebアプリの画面です。架空の患者と生成画像を使っています。

撮った写真を患者と部位ごとに整理し、スマホでもPCでも経過を見比べられます。必要な写真は、そのままスライドや文書に貼り付けられます。

医療機関が所有・管理する業務用端末での利用を想定しています。所属施設の承認・運用規程に従ってご利用ください。

  • 写真と記録は、PCのフォルダか端末の中に保存します。写真や記録を運営のサーバーには送りません。
  • PCでは、写真の上でCtrl+Cを押すだけで、スライドや文書に貼り付けられます。
  • スマホとPCは同じアプリです。番号かQRコードで、記録を端末から端末へ直接送れます。

診断・判定・治療推奨は行いません。正式な診療録の保管場所ではありません。

写真と記録は手元に写真と記録は、PCのフォルダとスマホに保存します。
アカウントは不要です登録もログインもありません。
無料ですアプリの利用料はかかりません。
オフラインでも使えます初回の準備のあとは、通信がなくても撮影・閲覧・比較ができます。

診療科での使い方

診療科を問わず、日々の記録に使えます。

写真で経過を残したいとき、検査結果や治療の記録をまとめたいときに使えます。3つの診療科を例に、使い方を紹介します。

皮膚科

初診時と再診時の写真を見比べられます。

皮疹や潰瘍の写真を患者と部位ごとに並べ、初診時や前回の写真と今回の写真を選んで見比べられます。

形成外科

術前と術後の写真を、同じ部位にまとめられます。

創傷や瘢痕の写真を部位ごとのフォルダに置き、術前と術後を並べて症例検討や資料作成に使えます。

感染症内科

顕微鏡画像と培養結果を、一緒に記録できます。

血液培養や耐性菌の記録に、菌名、感受性のある抗菌薬、投与中の抗菌薬と変更の履歴を残し、顕微鏡画像も添付できます。

機能

写真と記録を、患者ごとにまとめます。

すべて実際の画面です。架空の患者と生成画像を使っています。画面を押すと拡大できます。

経過の比較

2枚の写真を選んで、経過を見比べられます。

部位ごとに並んだ写真から2枚を選ぶと、初診時と再診時、術前と術後のように、見比べたい時点を並べて確認できます。

  • 並べる・スライダー・点滅・重ねるの4つの表示方法があります。
  • 撮影画面に前回の写真を薄く重ねて、同じ角度で撮れます。
  • 矢印や丸の印と黒マスクを付けてから、書き出せます。
  • 比較は表示を切り替える機能で、変化の定量評価は行いません。
右下腿の経過を並べて比較する画面。架空の患者と生成画像。

微生物の記録

培養結果と抗菌薬の変更を、患者ごとに追えます。

培養を出した日に記録を作り、菌名や感受性が分かった時点で書き足します。フォロー中の患者が1つの一覧に並ぶので、カンファレンスでそのまま見せられます。

  • 菌ごとに判明・未判明と、感受性のある抗菌薬を記録できます。
  • 投与中の抗菌薬と開始日、変更の履歴を残せます。
  • 顕微鏡画像を記録に添付できます。
  • フォローを終了した患者は、一覧から外れます。
微生物タブ。4人の架空の患者が列に並び、菌名の下に感受性、メモ、顕微鏡画像、投与中の抗菌薬が表示されている。

受け渡し

スマホの写真と記録を、PCへ直接送れます。

受け取る側に表示された番号を送る側で入力するか、QRコードを読み取ってつなぎます。受け取る側で件数と内容を確かめてから保存します。PCからスマホへも同じ手順です。

  • 写真と記録は端末同士で直接送り、仲介サーバーを通りません。
  • 患者を選んで送り、仕分け前の写真も含められます。
  • 自動同期はありません。両方の端末でアプリを開き、その都度受け渡します。
  • パスフレーズ付きの暗号化バックアップも書き出せます。

撮影と整理

撮影はその場で行い、仕分けはあとからできます。

「端末のカメラで撮影」した写真を取り込み、選んだ保存先に保管します。写真アプリにも保存されるかどうかは、端末とカメラアプリによって異なります。患者を決めずに撮っておき、あとから仕分けタブで患者と部位に振り分けられます。

  • 仕分け前の写真を、数回のタップで患者と部位に振り分けられます。
  • 識別名・識別番号・診断・タグ・菌名から探せます。
  • 選んだ写真をA4の紙面に並べて、印刷やPDFにできます。
  • 消した写真はゴミ箱に入り、あとから戻せます。

比較画像は治療効果を示すものではありません。

コピーと貼り付け

撮影した写真を、そのまま資料に貼り付けられます。

PCで写真にマウスを重ねてCtrl+Cを押すと、その写真がコピーされます。スライドや文書を開いてCtrl+Vを押せば、貼り付けは終わりです。ファイルを書き出す手間も、保存先を探す手間もありません。

写真の上で CtrlC を押すと、「コピーしました」と表示されます。

架空の患者の写真の上にマウスを置き、Ctrl+Cを押した直後の実際のPC画面。「コピーしました」の通知が出ている。
実際のWebアプリの画面です。架空の患者と生成画像を使っています。

スライドの上で CtrlV を押すと、写真が貼り付けられます。

学会発表のスライドの例。「症例A 右下腿の経過」の題で、Day 0とDay 3の写真が並び、右に経過の箇条書きがある。
学会発表のスライド症例提示のスライドに、経過の写真を並べて貼り付けられます。
  • 写真が見える画面なら、どこでもコピーできます。患者一覧の表紙、部位のフォルダ、経過の比較画面、顕微鏡画像のどれでも、写真の上で CtrlC を押すとコピーされます。
  • 患者や部位の写真を、まとめてコピーできます。患者カードや部位のフォルダの上で CtrlC を押すと、1枚目がコピーされます。貼り付けてからもう一度 CtrlC を押すと、撮影日順に次の写真へ進みます。
  • 黒マスクや印を付けた写真も、そのまま貼り付けられます。アプリで付けた黒マスクや印は、貼り付けた写真にも反映されます。
  • 元のファイルが必要なときは、ドラッグできます。写真をデスクトップやフォルダ、メールの添付欄へドラッグすると、元の画像ファイルとして保存されます。

PCでは写真の上でCtrl+C(Macは⌘C)を押し、Ctrl+V(⌘V)で貼り付けます。スマホでは写真の「コピー」ボタンでコピーして、メッセージやメール、文書に貼り付けられます。ブラウザがクリップボードへの書き込みを許可していないときは、「書き出す」で保存できます。スライドの画面は、貼り付けた写真がどう見えるかを示す例で、特定の製品の画面ではありません。

生まれた理由

現場の困りごとから作りました。

写真はカメラロールに散らばり、培養の結果は毎日追わないと見失います。写真をどこに置くかも、簡単には決まりません。この3つの困りごとから作りました。

01

写真がカメラロールに散らばります。

回診で撮った患部の写真がカメラロールに散らばり、誰の、いつの写真かがあとで分からなくなります。枚数が増えるほど、整理は難しくなります。

02

培養の結果を追いかけ続けます。

血液培養が陽性の患者、耐性菌が出た患者について、菌名、感受性、いま投与している抗菌薬と変更の経緯をまとめた一覧が手元になく、カンファレンスのたびに探していました。

03

患者の写真の置き場所に、迷います。

標準のカメラで撮った写真はカメラロールに入り、設定によってはそのままクラウドへ同期されます。整理に便利なサービスの多くは写真を提供元のサーバーに預ける前提なので、使うには施設の許可が要り、認められないことも少なくありません。

出した答え

記録を預かるサーバーを、持たないと決めました。

この決定が、アプリの土台です。

  • アプリは、あなたのブラウザの中で動きます。写真と記録を運営のサーバーへ送らず、PCのフォルダとスマホに保存します。

保存と安全のしくみ

写真と記録は、運営のサーバーに送りません。

保存先は、PCではあなたが選んだフォルダ、スマホでは端末内です。

基本は匿名化です

患者を特定できる情報は、写真にも記録にも残さないでください。

撮影するときは患部だけを写し、顔、ネームバンド、カルテの画面、名前の書かれた物は写さないでください。識別名・識別番号・メモには氏名やカルテ番号、生年月日を書かず、学会発表と同じ基準で匿名化した値を使ってください。

氏名や実際のIDがなくても、整理・検索・受け渡しはすべて使えます。部位と左右は人体図に記録できます。

識別名
症例A
識別番号
2026-⁠014
匿名化した値の例です。

ブラウザ内の記録は、暗号化してロックできます。

スマホでもPCでも使えるブラウザ内保存では、設定でパスフレーズによる暗号化を有効にすると、手動ロックと自動ロックが使えます。暗号化は任意で、初期設定では無効です。

PCのフォルダは、あなたが管理します。

ChromeとEdgeでは、写真と記録を普通の画像ファイルとJSONファイルとしてフォルダに保存できます。フォルダごとコピーすれば控えになります。フォルダにはアプリの暗号化はかからないので、置き場所と保護は施設の方針に沿って決めてください。

記録は、端末同士で直接受け渡します。

番号やQRコードで結んだ2台が直接つながります。仲介サーバーは接続の認証と暗号化された接続情報だけを扱い、写真や記録は通りません。

暗号化したバックアップを作れます。

パスフレーズ付きのファイルに書き出せます。別の端末に読み込むときも、今ある記録を残したまま追加できます。運営者は復元用コピーを持ちません。

  • Safariは、7日間開かないサイトのブラウザ内データを削除することがあります。iPhoneではホーム画面に追加してから使ってください。
  • 機種変更やブラウザの初期化の前に、PCへの受け渡しか暗号化バックアップを行ってください。
  • 診断・判定・治療推奨を行う機能はありません。正式な診療録は、施設所定の方法で管理してください。 保存と暗号化の詳細

AIと組み合わせて使う

AIが読むのは、PCのフォルダだけです。

アプリ自体はAIと通信しません。PCのフォルダに保存した写真と記録を、あなたがAIツールで開くだけです。AIを使うかどうかは任意で、施設の規定に従ってあなたが決めます。

アプリとAIは、直接つながりません。

アプリがフォルダに書き、あなたがAIツールでそのフォルダを開きます。

やり取りの流れ

  1. アプリが、写真と記録をPCのフォルダに書きます。記録はJSON形式です。
  2. あなたがAIツールでそのフォルダを開き、整理や要約を頼みます。
  3. AIが決められた形式の記録ファイル(JSON)を書き換えると、フォルダを読み込み直したときにアプリへ反映されます。患者の「資料」フォルダに置いたPDFやMarkdownは、資料タブで開けます。

AIを使うときは、必ず次の2つを守ってください。

施設の許可を得てください。

所属施設の規定に従い、許可を得てから使ってください。施設が認めたAIやローカルLLMなど、入力が学習に使われない設定のものを選び、提供元のデータの扱いと利用規約も確認してください。

個人情報を絶対に入れないでください。

AIに読ませるフォルダには、個人を特定できる情報を入れないでください。識別名・識別番号は、学会発表と同じ基準で匿名化した値にしてください。写真に写り込んだ文字や顔、メモに書いた氏名なども、読ませる前に確認してください。

外部のAIサービスへの送信は、所属施設の規則と各サービスの規約に従い、利用者の判断と責任で行ってください。

頼めることの例

フォルダを開いたAIには、たとえばこう頼めます。

  • 「症例発表に使うこの2枚の写真に、記録済みの日付・部位・メモをもとに短い説明文を付けて」
  • 「この患者のメモと写真の記録から、症例報告の『臨床経過』を300字で下書きして」
  • 「カンファレンス用に、この患者の検出菌と抗菌薬の記録を表にして。薬剤名・開始日・終了日も並べて」

AIの出力は、元の記録と照らして確認してください。

使い始め方

アカウント登録なしで、すぐに始められます。

PCとAndroidは、ChromeやEdgeで開けば始められます。iPhoneはSafariまたはChromeで開き、共有メニューからホーム画面に追加して使います。

PC(Chrome / Edge)

  1. 施設が利用を認めたPCのChromeかEdgeで、Webアプリを開きます。
  2. 「PCに保管フォルダを作る」を選び、保存場所を選んでアクセスを許可します。
  3. 利用条件を確認し、患者を登録して写真と記録を入れます。

SafariとFirefoxはフォルダを選べないため、ブラウザ内に保存されます。フォルダ保存にはアプリの暗号化はかかりません。

iPhone(Safari / Chrome)

  1. SafariまたはChromeでWebアプリを開きます。
  2. 共有ボタンから「ホーム画面に追加」→「追加」を選びます。Chromeの共有ボタンはアドレスバー右側にあります。
  3. ホーム画面のアイコンから開き、「この端末で始める」で保存先を準備してから、利用条件を確認します。

Chromeからの追加にはiOS 16.4以降が必要です。項目が見つからない場合は、OSとChromeを更新するか、Safariから追加してください。端末内の暗号化は、初期設定のあとに設定から有効にできます。

Android(Chrome)

  1. 施設が利用を認めた端末のChromeでWebアプリを開きます。
  2. 「この端末で始める」で保存先を準備してから、利用条件を確認します。
  3. ホーム画面に追加すると、次回からアイコンで開けます。追加は任意です。

ブラウザのサイトデータを削除すると記録も消えるため、施設の方針に沿ってバックアップしてください。

Webアプリを開く無料で、アカウント登録は不要です。

使い始める前に

よくある質問

無料で使えますか? 登録は必要ですか?

Webアプリは無料で、アカウント登録は不要です。通信料や端末・保存機器の費用、利用者が選ぶ外部サービスの料金は別途かかる場合があります。

どのような端末で使う想定ですか?

医療機関が所有・管理する業務用端末での利用を想定しています。所属施設の承認・運用規程に従ってご利用ください。 施設が管理する端末であることだけで利用が許可されるわけではありません。保存先、端末の管理、バックアップの方法も施設で確認してください。

どの診療科で使えますか?

診療科を問わず、写真を患者と部位ごとに整理し、経過の確認や資料作成に使えます。皮膚科・形成外科・感染症内科の紹介は、使い方の一例です。

スマホとPCで自動同期されますか?

自動同期はありません。番号かQRコードで接続し、受け取る側で件数と容量を確認して承認したあと、選んだ記録をその都度受け渡します。両方の端末でアプリを開き、接続を保ってください。直接つなげない環境では、暗号化ファイルの書き出しと読み込みを使えます。

写真や記録の保存先と、暗号化の設定は?

スマホとPCのブラウザ内保存では、アプリ用のデータベースに保存します。暗号化は任意で、初期設定では無効です。有効にすると、PCでも手動ロックと自動ロックを使えます。PCのフォルダ保存では、指定したフォルダに原本と記録を保存し、ブラウザ内にも補助データを持ちます。フォルダと補助データにアプリの暗号化はかかりません。フォルダ保存にはアプリのロックもありません。施設の方針に沿って、端末の保護とアクセス権を設定してください。コピー後のクリップボードの履歴や同期は、OSなどの設定に従います。 プライバシーポリシー

端末の故障やデータの削除に備えるには?

運営者は復元用のコピーを保管していません。暗号化バックアップをアプリの外へ書き出し、施設が認めた保存先で管理してください。書き出したファイルが読み込めることを確認し、パスフレーズも適切に保管してください。サイトデータの削除や機種変更の前にも、バックアップか受け渡しが必要です。

写真の一部を黒く隠せますか?

はい。写真を開き、鉛筆のアイコンの「印・隠すを編集」から「黒マスク」を選び、隠したい範囲をドラッグすると自動で保存されます。マスクは、画像のコピーと通常の写真の書き出しに反映されます。端末間の受け渡しとバックアップには、マスク前の原本も含まれます。共有する前に、写真に写り込んだ文字や顔、メモに書いた内容に、患者を特定できる情報が残っていないか確認してください。

印刷やPDFにできますか?

はい。選んだ写真をA4の紙面に並べて、ブラウザから印刷するか、PDFとして保存できます。1ページの枚数と、識別名・識別番号や撮影日を紙面に入れるかどうかを選べます。

インターネット接続がなくても使えますか?

オンラインで初回の準備が終わると、撮影・整理・閲覧・比較をオフラインで使えます。アプリの更新と端末間の接続には通信が必要です。準備が終わっていることを、アプリの画面で確認してください。

AIと組み合わせて使えますか?

使えます。使わなくても、すべての機能が使えます。使う場合は施設の許可を得て、AIに読ませるフォルダに個人を特定できる情報を入れないでください。アプリ自体はAIと通信しません。

電子カルテの代わりに使えますか?

正式な診療録や電子カルテの代替ではありません。必要な記録は、施設所定の方法で管理してください。診断、画像の判定、治療や抗菌薬の推奨、変化の定量測定を行うアプリではありません。

写真を整理して、経過の確認と資料作成に使えます。

臨床フォト·Webアプリ

Webアプリを開く最新のブラウザで利用できます。iPhoneはホーム画面に追加してから使います。

医療機関が所有・管理する業務用端末での利用を想定しています。所属施設の承認・運用規程に従ってご利用ください。